のちろぐ

金融系アラサー女子の雑記。

カメラを止めるな!

ちょ〜話題になっていたので見に行ってきました。

最初にその存在を知ったのはForbes。

制作費300万円でミニシアターから全国展開へという記事を読んで、

おお、TOHOで公開になったら見にいこう…と思っていたら。

 

いつも読んでいるメディア等でたちまち記事を見るようになり

あっという間にバズっていきました。

 

kametome.net

おすすめ度:★★★☆☆

お気に入り度:★★★☆☆

 

以下ネタバレ

 

 

 

 

 

[ ストーリー ]

 

ゾンビ映画を撮ってたら本当にゾンビが出てきちゃったよ…!というもの。

ここまでは事前情報で知ってましたが、結構唐突に出てくる。

 

序盤、荒廃したロケ地で自主作成らしき映画を撮影する面々。

演技が真剣じゃない!と監督に怒られるキャスト勢。

落ち込む女優に励ましの言葉をかけつつ、どうやらデキてる様子の若い主演2人。

何かを画策しにどこかへ消える監督。

やや独特だけど明るく主演2人を励ましてくれるメイクさん(?)。

 

カットの合間で休憩する3人の前に、唐突に手が投げ込まれる。

様子のおかしいスタッフ、襲ってくるゾンビらしき、”スタッフだったもの”。

何かがおかしいと混乱する3人を前に、戻ってきた監督が叫ぶ。

 

実はロケ地は呪われたスポットで、屋上に血をまくと過去の亡霊がやってくるという噂があり、キャストに迫真の演技を求める監督が、本物のゾンビに出会わせることでリアルな映画が撮れるはずという目論みのもと、「本当に屋上に血をまいてきたぞ!」と。

 

そこからはもうカオス。

ゾンビから逃げようとあちこちに逃げる”残された人間たち”をカメラが追い、次々と倒れていく仲間たち。

最後に残された主演女優は、屋上に描かれた血の五星を彼女が見上げ、カメラが引き、エンドロール…

廃墟での撮影は、血の呪いによって本当にゾンビの巣と貸し、噛まれていない人間までもがまるでゾンビのように人を殺す何かに変容してしまった…

というところで終わる。

 

いや〜37分のワンカットすごいな、と映画通ならまず思うはず。

paymoのCM、ララランドのダンスシーン。

あれだけでもちょいちょいアラがあった。

この作品では荒い撮影になっているから多少は大丈夫だろうけれど、何回リテイクしたのだろ、というのはとても気になった。

 

そして何より、クローバーフィールドでも散々やられたが、手持ち撮影映画のつらいところで、とにかく、酔う。。。。

わたしは開始15分くらいから「やばい、もうマズイ…」という状況だった。。。

 

 

というのはさておき、

実は、この作品の評価はここから始まる。

 

"One cut for the dead"

1ショットで撮るゾンビ映画企画。

冒頭で流れたのはこれだったのか、と見せつつ後半が始まる。

 

とあるテレビ局からもちこまれたこの企画を、受けるか迷う売れない監督。

さきほどまでメイクを演じていた元女優の妻。

映画監督を目指す娘。

 

1ショットで、しかも生中継でゾンビとか…と辟易する監督だが、娘の好きだという俳優が主演なことを知り、受けることを決め、妻と娘を現場に連れていく(優しいお父さんですね)。

しかしメンバーはなんともいえない個性派ぞろい。

 

自分のこだわりが強すぎる主演男優。

面倒なことは避けようとするマイペースなアイドル女優。

アルコール依存症、軟水がダメな人、不倫関係におちいるキャスト…

 

なんとか台本ベースで乗り切り、とうとうロケハン、撮影という段になり、

不倫関係の2人がなんと事故って来られなくなったと連絡が入る。

撮影は生中継、遅れは許されない。

足りないキャストは2人、追い詰められた監督は、自身と元女優の妻でなんとかすることを決意し…!?

監督志望の娘も乱入し、撮影はめっちゃくちゃに!

 

冒頭、本編かと思われたゾンビ映画は実は自主制作で、度々感じた違和感は、実はカメラの外で起こっていたトンデモ事情の重なりあいでできていた!というのが後半で明かされる作品。

 

[ 感想 ]

低コストながらストーリーで勝負したところが評価されたインディーズ。

ストーリーそのものが魅力になっているため、ネタバレ厳禁。

ネタバレが拡散していかずに、とにかく見て!といわれる所以ながら、ここまで狙っていたのかな?

 

後半のメンバーのひどさ、あのシーンの裏側がこんなぐだぐだ事情だったんかい!というツッコミで劇場で笑いが起こるタイプの作品。

一人よりも、複数人で見に行って、馬鹿笑いするのに適しているかも。

(そもそも一人でゆっくり鑑賞するような内容ではないし、作品自体もそうした楽しみ方をしてもらう狙いな気が)

 

個人的には、う〜ん、そこまで意外感あるか?というのが正直な感想。

年間50本は見ている身としては、たしかにこの構成の映画は少ないし、後から時間軸が映画進行どおりではなかったというのは、過去、メメント、最近だとメッセージがそれに該当するけれど、構成としてはアフタースクールなどに近い、かも。

 

ということで驚きはしなかったけれど、ネタバレの段になって結構笑えたので純粋に楽しめたかなというところ。

劇場でみるべきかというとprimeでもよかったかなー。おそらく二度はみない。

バズの威力で劇場まで足を運んだということで、戦略勝ちな一本。